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義母の二つの病魔との戦い3 行き違い [家族]

先日から意識の混濁していました義母が、ここ最近回復傾向です。
先日は、帰り際に妻の名前を何度も呼び、DNAの結び付に感動しましたが…

本日は、妻と二人だけで、様子伺いのお見舞いに行きました。
到着して、病室のドアを開けると、驚くことに義母は
食事を、取っていました。

「お義母さん、凄い回復力だ。 良かったよ。」と私。
「……。」お義母さん、見上げるだけで無表情でした。

でも、妻との会話は、何となく成立していました。
「北海道に居るお姉さんに電話する?」と妻。
「うん。」と小さく頷く、義母。

妻の携帯から電話をかけた。着信音が少しだけ漏れ聞こえる。
「もしもし、おばちゃん。母が回復したので電話しました…」
と妻が、若干、ぶっきらぼうに話した。

実は、義母の意識の無い姿を見て、もしからしたら…と思い。
義母の姉である叔母に、妻が連絡をした。

その際に叔母より、「何で意識のある内に連絡くれないの!」と
クレームを、散々言われたので、先の様な
ぶっきらぼうな妻の言い方になったのだろう。

妻から言わせると、年賀状のやり取りで、住所と電話番号書いてあるし
癌の事は、前から伝えてあるのだから、向こうからでも電話出来たでしょ。

口調厳しく、かなりの言い方だったので、
相当に頭に来ていたであろう事は、想像に難くない

お父さんの葬儀にだって、来てくれなかったくせに。
どうせ、母の時だって来られないくせに…!
怒りは、過去にまで遡り、私に向かい言い放った。

話を戻し、義母とやっと電話が通じた叔母だが、義母の方が疲れたと
直ぐに電話を、置いてしまい会話が成立しなかった。

「ごめんね、叔母ちゃん、またかけるね。」と今度は、少し嬉しそうに聞こえた妻の声 (笑)

前にも書きましたが、今度ここに来る時には、戻れないでしょう。…と担当医から
言われていたので、これが最後か…と半ば諦めていた今回の入院騒ぎ。

義母の顔を見てから、勿論、元気付ける為に、軽い気持ちで言ったつもりでした。
…「お義母さん、見事に死の淵からの生還だよ。」

…叔母の事で怒り心頭だった、妻から思い切り叱られた事は、皆様の想像通りです。



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